UGREENのイヤーカフ型イヤホンって実際に使ってみてどう?

UGREENのイヤーカフ型イヤホン(HiTune S3 True Wireless Earbuds)は、イヤーカフ型イヤホンの中でも安いイヤホンですが、性能がわからず購入を迷っている方も多いかと思います。
そこで今回は、UGREENのイヤーカフ型イヤホンを実際に購入してレビューをまとめました。
他のイヤーカフ型イヤホンと比較しながらレビューしていくのでぜひ最後までご覧ください。

UGREENのイヤーカフ型イヤホンHiTuneS3の総合評価

| ケースサイズ(約) | H5.2×W6.5×D3.0(cm) |
|---|---|
| 重さ | 片耳約5.3g・全体約45.1g |
| 充電時間:イヤホン/ケース | 1.5時間/2時間 ※急速充電:15分で2時間再生可能 |
| バッテリー:イヤホン/充電ケース込み | 最大7.5時間・最大30時間 |
| イヤホンの防塵防水 | IPX5 |
| 専用スマホアプリ | – |
| 保証期間 | 2年間 |
| 参考価格(税込) | 3,099円 |
UGREEN HiTuneS3開封レビュー
イヤカフイヤホンマニアさっそく開封レビューをしていきましょう!






USB-C充電ケーブル付き


平置きのスタイル。卵形で持ちやすく、手触りも良き。




大きさはこんな感じ↓






イヤーカフ型イヤホン本体






UGREEN HiTuneS3の装着感
イヤーカフ型イヤホンとして基本的な装着性は備えています。


首を振ったりジョギング中にズレたり落ちたりすることはありませんでした。
引っかかっている感覚というよりは「しっかり装着されてる感」がありました。


ここのアーチの部分が広がって耳に挟むんですが、同じ価格帯の「3COINSイヤカフイヤホン」と比べてUGREENは硬め。
さらに、イヤホン部分が球体になっていて耳と接する部分が小さいため、耳の厚い方はより装着感を感じるかと思います。



「付けている感」があるイヤカフ型イヤホンが好きな方には良いかもです。5時間連続で装着してみると、ほんの少し耳軟骨に痛みを感じました
重さ比較


イヤホン片耳の重さは5.3g


イヤホンとケース込みで45.1g
| 商品名 | 片耳の重さ | ケース込みの重さ | 価格帯(参考) |
|---|---|---|---|
| EDIFIER LolliClip | 7.0g | 58.1g | 中価格帯 |
| Shokz OpenDots ONE | 6.5g | 52.0g | 高価格帯 |
| Bose Ultra Open Earbuds | 6.4g | 56.7g | 高価格帯 |
| EarFun Clip | 5.7g | 49.6g | 低価格帯 |
| ゲオイヤーカフイヤホン | 5.6g | 30.3g | 超低価格帯 |
| EDIFIER Comfo Q | 5.5g | 47.7g | 低価格帯 |
| UGREEN イヤーカフイヤホン | 5.3g | 45.1g | 超低価格帯 |
| Pill ミュージックカプセル | 5.2g | 59.4g | 低価格帯 |
| 3COINS イヤカフイヤホン | 5.0g | 37.0g | 超低価格帯 |
| cheero Smart NEO | 4.7g | 39.8g | 超低価格帯 |
高価格帯と比較すると軽め。安いイヤーカフ型イヤホンのなかでは少し重めです。
UGREEN HiTuneS3のデザイン


色展開は「ブラック・ホワイト・パープル」の3種類。アーチ部分は太すぎず細すぎず。標準的なデザインで万人受けするかと。




ただ、本体部分はプラスチックっぽい素材でどうしてもチープさは残ります。
とはいえ、コスパを考えれば「この価格帯なら十分かな」と思えます。
UGREEN HiTuneS3の音質
低価格帯でこの音なら文句ないです。
高音の突き刺す感じやアナログラジオ感はありませんでした。
音質にはこだわらないけど不快感は感じたくないという方向けだと思いました。
UGREEN HiTuneS3のマイク性能



静かな室内でスマホに接続して録音した音声をもとに評価しています
UGREENイヤーカフ型イヤホンのマイクで喋っている音声は、こもった感じとノイズがあり少し聞き取りにくさを感じました。
他のイヤーカフ型イヤホンとマイク性能を比較
以下は他のイヤーカフ型イヤホンとマイク性能を比較した表です。
| 商品名 | マイク性能の評価 |
|---|---|
| Bose Ultra Open Earbuds | 4/10 |
| Shokz OpenDots ONE | 6/10 |
| EDIFIER LolliClip | 6/10 |
| EDIFIER Comfo Q | 5/10 |
| EarFun Clip | 5/10 |
| Pill ミュージックカプセル | 5/10 |
| ゲオイヤーカフイヤホン | 3/10 |
| cheero Smart NEO | 4/10 |
| UGREEN イヤーカフイヤホン | 4/10 |
| 3COINS イヤカフイヤホン | 3/10 |
UGREEN HiTuneS3のメリット
UGREENイヤーカフ型イヤホンのメリットはこちら。
コスパ良し!
低価格帯でこの音なら文句なし。



タイミングもあると思いますが、Amazonで3,000円以下で購入できました
高音質ではないけど、音の不快感がないイヤーカフ型イヤホンだと感じました。
安定した装着感
装着感が安定しているのもメリットです。
首を振ったりジョギングしてもズレたり落ちたりすることはありませんでした。



他のイヤーカフ型と比べて「ちゃんと装着してる感」があります
低遅延モードの性能はおおむね良い
説明書だとゲームモード・音楽モードとなっていますが、UGREENのイヤーカフ型イヤホンにはいわゆる「低遅延モード」があります。
右のイヤホンをダブルタップして低遅延モードをONにすると、動画再生では人物の口の動きと音の遅延が気にならなくなります。またスマホゲームではアクションゲーム(ワンピースバウンティラッシュ)も遅延が気にならない程度で使えました。
ただ、音ゲーには不向きです。スマホ(iPhone12 mini)で「プロジェクトセカイ カラフルステージ!feat.初音ミク」をプレイしてみたところ、音に合わせて画面をタップしてもズレてしまう結果となりました。





音が遅延してほぼ目押しでプレイする状態に。音ゲーをプレイする際には不向きだと感じました
UGREEN HiTuneS3の気になるところ
実際に使ってみて感じたUGREENのイヤーカフ型イヤホンの気になるところはこちら。
UGREENのイヤーカフ型イヤホンはタッチ操作|誤操作に要注意
UGREENのイヤーカフ型イヤホンはタッチ操作を採用しています。
| 項目 | 操作方法 |
|---|---|
| 前のトラック・次のトラック | 左長押し・右長押し |
| 再生・停止 | シングルタップ(左・右どちらでも) |
| 通話応答・終了/着信拒否 | ダブルタップ/長押し(左・右どちらでも) |
| ゲームモード・音楽モード (低遅延モード) | 右をダブルタップ |
| 音声アシスタント起動 | 左をダブルタップ |
正直慣れるまで誤操作してしまうことが多かったです。
原因はシングルタップ。で再生・停止してしまう点。
1日中装着して作業していたんですが、頬杖ついて気付かないで長押しして次の曲になってしまうことも多々ありました。
また、ちょっと外したり付けたりする時にもタッチ操作が反応してしまうことも。操作する時以外タンク部分は触らないように注意しましょう。



超低価格帯のイヤーカフ型イヤホンはボタン操作の方が安心かもしれません
タッチ操作では音量調節ができない
タッチ操作では音量調節ができないので、機器本体で調整する必要があります。



誤操作で音量がいきなりデカくなるみたいな心配はないけど若干不便かも
充電ケーブルをつなげるとケースが不安定
UGREENのイヤーカフ型イヤホンのタイプC充電ポートは後ろにあります。なので充電ケーブルをつなげるとこんな感じ。


ケースは平置きしかできないので、ケーブルに支えられて縦になっている状態になります。



できれば縦にも自立できる形にするか、充電ポートを底に配置してほしかった。まあ細かいところなんで参考までに。
よくある質問
UGREENイヤーカフ型イヤホンのよくある質問をまとめました。
UGREENイヤーカフ型イヤホンはワイヤレス充電対応?
いいえ。ワイヤレス充電には対応していません。有線(タイプC)で充電できます。
まとめ
今回はUGREENイヤーカフ型イヤホンのレビューをまとめました。
低価格でこのクオリティなら文句なしといった感じです。
一方でタッチ操作(特にシングルタップ)を採用しているため、慣れるまで誤操作には注意が必要。
総合的にはコスパの高いイヤーカフ型イヤホンだと感じました。



最後まで読んでいただきありがとうございました!









