EDIFIER LolliClipって実際に使ってみてどう?
今回は、EDIFIER LolliClipを実際に購入してレビューしました。


EDIFIER LolliClipの総合評価

| ケースサイズ | H4.9×W7.2×D3.3(cm) |
|---|---|
| 重さ | 片耳7.0約g・全体約58.1g |
| 充電時間:イヤホン/充電ケース | 1.5時間/1時間 ※15分で約3時間のクイック充電 |
| バッテリー:イヤホン/充電ケース込み | 9時間/39時間 |
| 防塵防水 | IP56 |
| 専用スマホアプリ | あり |
| 保証期間 | 1年間 |
| 参考価格(税込) | 12,980円 |
EDIFIER LolliClip開封レビュー
イヤカフイヤホンマニアさっそく開封レビューしていきたいと思います!




EDIFIER LolliClipの付属品


EDIFIER LolliClip本体
充電ケース
USB-C充電ケーブル
取扱説明書
注意事項(2種類)
充電ケースとイヤーカフ型イヤホン本体






充電ケースはツルツルしていて触り心地良いです。ただ、手袋をつけた状態だとちょっとあけにくいかも。








イヤホン本体のアーチ部分は細身でスタイリッシュ。


スピーカー部分の色も統一されています。シンプルな配色で良きです。




EDIFIER LolliClipの装着感


EDIFIER LolliClipはアーチ部分がしっかりしているので、片手で簡単に装着できます。安定感が高く首を振ってもズレないし落ちない点もGoodです。
ただオープンイヤー型ではあるものの、けっこう耳の穴の中に入り込むスタイル。


メリットは、小さい音量でも音が聞こえやすい。ゆえに音漏れの心配が少ないです。
一方で密着感は比較的高いので、耳の開放感を第一に求める方は注意が必要。ジョギング中の使用では装着の安定感は十分あるものの、汗をかき始めたくらいで密着している部分が少し気になりました。
EDIFIER LolliClipの重さ比較
EDIFIER LolliClipの重さを他のイヤーカフ型イヤホンと比較してみました。




| 商品名 | 片耳の重さ | ケース込みの重さ | 価格帯(参考) |
|---|---|---|---|
| EDIFIER LolliClip | 7.0g | 58.1g | 中価格帯 |
| Shokz OpenDots ONE | 6.5g | 52.0g | 高価格帯 |
| Bose Ultra Open Earbuds | 6.4g | 56.7g | 高価格帯 |
| EarFun Clip | 5.7g | 49.6g | 低価格帯 |
| ゲオイヤーカフイヤホン | 5.6g | 30.3g | 超低価格帯 |
| EDIFIER Comfo Q | 5.5g | 47.7g | 低価格帯 |
| UGREEN イヤーカフイヤホン | 5.3g | 45.1g | 超低価格帯 |
| Pill ミュージックカプセル | 5.2g | 59.4g | 低価格帯 |
| 3COINS イヤカフイヤホン | 5.0g | 37.0g | 超低価格帯 |
| cheero Smart NEO | 4.7g | 39.8g | 超低価格帯 |



EDIFIER LolliClipはイヤーカフ型イヤホンの中では重めです
EDIFIER LolliClipの音質:専用スマホアプリで調整可能!


EDIFIER LolliClipの音質は全体的に心地よくバランスが取れていると感じます。
ボーカルもクリアに再生され、特に女性ボーカルの高音域はEDIFIER専用アプリで「高域ブースト」を有効にすると、よりクリアで気持ちのいいサウンドに変わりました。





ポッドキャストでは声質にかかわらず、どの話者の声も聞き取りやすく感じました
立体感や音の位置感は標準的ですが、スマホアプリで空間オーディオモードを使うと音の方向はわかるようになります。ただ、奥行きの深さまではそこまで強く感じなかったのが正直な感想です。


同じイヤーカフ型で音の立体的な広がりを求めるなら、Bose Ultra Open Earbudsのほうが奥行き表現に優れていますが、LolliClipも「聴き心地の良さ」はあるので聴き疲れを感じにくい点がおすすめです。


EDIFIER LolliClipのゲームモード


EDIFIERの専用アプリでゲームモード(低遅延モード)をONにすることで画面と音声の遅延が軽減されます。
動画や音連動が重要でないスマホゲームなら問題なく使えます。ただ音ゲーでは映像と音がズレてしまうので不向きかと。
(iPhone12 mini「プロジェクトセカイ カラフルステージ!feat.初音ミク」でテスト)


ちなみにイヤーカフ型の低遅延モードで優秀なのは、ゲオのイヤーカフ型イヤホン。上記の条件でストレスなくプレイできました。気になる方は以下の記事もチェックしてみてください。


EDIFIER LolliClipのマイク性能
EDIFIER LolliClipのマイク性能をチェックしてみます。



静かな室内でスマホに接続して録音した音声をもとに評価しています
声の聞こえ具合も問題なく普段使いできそうです。
他のイヤーカフ型イヤホンとマイク性能を比較
以下は他のイヤーカフ型イヤホンとマイク性能を比較した表です。
| 商品名 | マイク性能の評価 |
|---|---|
| Bose Ultra Open Earbuds | 4/10 |
| Shokz OpenDots ONE | 6/10 |
| EDIFIER LolliClip | 6/10 |
| EDIFIER Comfo Q | 5/10 |
| EarFun Clip | 5/10 |
| Pill ミュージックカプセル | 5/10 |
| ゲオイヤーカフイヤホン | 3/10 |
| cheero Smart NEO | 4/10 |
| UGREEN イヤーカフイヤホン | 4/10 |
| 3COINS イヤカフイヤホン | 3/10 |
EDIFIER LolliClipのよくある質問
EDIFIER LolliClipのよくある質問をまとめました。
ワイヤレス充電対応?
いいえ。EDIFIER LolliClipはワイヤレス充電には対応していません。有線(タイプC)で充電できます。
EDIFIER LolliClipは左右自動検知機能に対応してる?
はい。EDIFIER LolliClipは左右自動検知機能に対応しています。
左右の区別なくイヤホンを装着して音楽を楽しめます。
EDIFIER LolliClipはマルチポイント接続に対応してる?
はい。EDIFIER LolliClipはマルチポイント接続(2台)に対応しています。
1台目の機器と接続後、2台目の機器を接続したい場合は以下の手順で行います。
・充電ケースに両耳のイヤホンを収納する
・充電ケースを開けたまま、ケースのボタンを3秒間長押し
・充電ケースのライトが点灯している間に2台目の機器側でBluetooth接続を行う
次回から充電ケースから取り出すと自動的に2台に接続されるようになります。
再生機器の切り替えは、どちらか一方を停止させる必要があります。
たとえば、接続機器①から音楽を聞いている時に接続機器②でYouTubeを再生しても、そのまま接続機器①からの音楽が流れ続けます(先行優先タイプ)。接続機器②でYouTube動画の音声を聞きたい場合、接続機器①を停止させる必要があります。
| タイプ | 動作 |
|---|---|
| 先行優先タイプ | 先に再生している機器が優先される |
| 後行優先タイプ | 後(あと)から再生した機器が優先される |
iPhone12 miniとMacBook Airにマルチポイント接続した状態で、何度か切り替えを試してみたところ3〜5秒くらい遅延がありました。接続機器によって差があるかもしれませんがご参考まで。
まとめ
今回はEDIFIER LolliClipを実際に使ってレビューしました。
EDIFIER LolliClipは、音質・機能・デザインのバランスが非常に良いイヤーカフ型イヤホンでした。
中価格帯ながら、専用アプリでの音質調整やマルチポイント接続、ヘッドトラッキングモードなど、上位機種に劣らない機能が充実しています。
気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!



最後まで読んでいただきありがとうございました







